Axelar、2021年7月15日にシリーズAで2,500万ドルを調達

業界筋によると、Axelarは2021年7月15日にシリーズA資金調達ラウンドで2,500万米ドルを調達しました。本ラウンドの投資家には、Polychain、Dragonfly、Lemniscap、Galaxy Digital、Robot Ventures、Hypersphere Ventures、Morningstar Ventures、Collab+Currency、Divergence Ventures、North Island Venturesが含まれます。この調達により、Axelarの累計資金調達額は1億4,375万米ドルとなりました。Axelarは、Web3の相互運用性向上を目的に、異種ブロックチェーン間の接続を実現し、資産の流動性およびアプリケーションのコンポーザビリティを可能にする分散型クロスチェーン通信ネットワークです。本プロジェクトはネットワーク層とAPI層で構成されており、中核となるパーミッションレス・オーバーレイネットワークは、プルーフ・オブ・ステークおよびパーミッションレスプロトコルを通じてチューリング完全なクロスチェーン通信を提供します。特筆すべきは、Axelarが堅調な成長モメンタムを示している点です。2020年11月のシードラウンドで375万米ドルを調達して以来、本プロジェクトは複数の大型資金調達を実現しています。2022年2月にはシリーズBで3,500万米ドルを調達し、同年3月には5,000万米ドルのパブリックトークンセールを完了しました。特に注目すべきは、2023年7月にAxelarがMicrosoftと提携し、ブロックチェーンの相互運用ソリューションを共同開発することで合意し、エンタープライズ向けアプリケーション分野で大きな進展を遂げた点です。さらに最新報道によると、Axelarは2025年11月にDAMA 2マルチチェーンインフラ製品のローンチを予定しており、クロスチェーン通信分野での影響力拡大を図っています。